理系の思考力が身につく ソニーのロボットプログラミング学習キット「KOOV」

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   教材コンテンツやサービスを提供するソニー・グローバルエデュケーション(東京都品川区)は2017年2月18日、ロボットプログラミング学習キット「KOOV」(クーブ)を全国で発売する。オンラインショップのソニーストアや全国の家電量販店のインターネットサイトで予約受付中。

  • 「KOOVアドバンスキット」
    「KOOVアドバンスキット」
  • 作例のワニ
    作例のワニ
  • キットで作れるロボットたち
    キットで作れるロボットたち
  • 「3D組立ガイド」
    「3D組立ガイド」
  • KOOVの専用アプリは日本語が理解できれば操作可能
    KOOVの専用アプリは日本語が理解できれば操作可能
  • 「学習コース」
    「学習コース」
  • 「KOOV」のロゴ
    「KOOV」のロゴ
  • 「KOOVアドバンスキット」
  • 作例のワニ
  • キットで作れるロボットたち
  • 「3D組立ガイド」
  • KOOVの専用アプリは日本語が理解できれば操作可能
  • 「学習コース」
  • 「KOOV」のロゴ

プログラミングだけでなく実体の制御も学べる

   この学習キットは以下の4つの要素から構成される。
(1)本体
(2)ブロック
(3)電子パーツ(モーター、LED、ブザー、センサー)
(4)専用アプリケーション(macOS、Windows、iPadOSで動作)

   (1)~(3)を立体的に組み立ててロボットを作り、(4)でプログラムを組み、ロボットに動きを与える。一連の作業を通じて、物理的な実体がプログラムによってどのように制御されるのか、子どもから大人まで年齢を問わず学習できるというわけだ。

   キットには「ロボットレシピ」と呼ばれる作例が含まれる。ワニやカメ、カニの動きをコントロールしたり、ギターで簡単なメロディーを鳴らしたり、機関車や消防車を実際に走行させたり――。

   ところで立体物をブロックで作るのは案外思考力の問われる作業だ。搭載の「3D組立ガイド」を使えば、さまざまな角度から完成系の構造を確認できる。

   専用のKOOVアプリは、子どもたちが直感的に理解できる「ビジュアルプログラミング」を採用。通常のプログラム言語は英数字や記号で成り立っているところ、この専用アプリは小学生低学年レベルの日本語が読解できれば操作可能だ。さらにロボットプログラミングに必要となる知識や技術を家庭で楽しく学べるよう、「学習コース」が用意されている。

   まずは模倣から理解を深めることで、ブロックの組み立てとプログラミングの方法をマスター。最終的にオリジナルのロボット作品制作を目指す。世界中に公開して仲間と交流する場も提供される(公開を制限することも可能)。

   理系の思考力を養い、新しいものを生み出す楽しさを体験するにはうってつけの教育キットだ。対象年齢は8歳以上。

   製品は以下の3種類。「KOOVスターターキット」はロボットレシピが13作例。「KOOVアドバンスキット」はロボットレシピが22作例。「KOOV拡張パーツセット」は、スターターキットを持っている人がアドバンスキットにグレードアップしたいときの追加用商品だ。

◇「スターターキット」(希望小売価格3万6880円+税)
→ピース(ブロックと付属パーツ)×172、本体含む電子パーツ×16
◇「アドバンスキット」(同4万9880円+税)
→ピース(ブロックと付属パーツ)×302、本体含む電子パーツ×24
◇「拡張パーツセット」(同2万1880円+税)
→ピース(ブロックと電子パーツ)×130、電子パーツ×8

   現在、ソニーストア銀座(東京都中央区)、ソニーストア名古屋(名古屋市中区)、ソニーストア大阪(大阪市北区)、ソニーストア福岡天神(福岡市中央区)の4か所で発売前の先行展示を行っている。

   スターターキットとアドバンスキットのどちらを選ぶべきか迷っているなら、ソニーストアで実物を確かめてからでも遅くはないだろう。

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