キッコーマンは「食を通じた健康的な生活の実現を支援する企業となる」ことを目指し、健康管理を楽しみながら続けるためのスマホ用アプリ「レコ☆サポ」を提供している。
「レコ☆サポ」の特長は、誰かと一緒に健康管理できること。キッコーマンの意識調査では、「一緒に取り組んでくれる人がいたら長続きする」と前向きな考えを表明したのは全体の約8割に上っている。
誰かの食事投稿に応援コメントを
キッコーマンは2016年11月9日、スマホ用アプリ「レコ☆サポ」の提供を開始した。「レコ☆サポ」に搭載されている機能は、「ユーザー」と「サポーター」の2つ。「ユーザー」モードでは食事や運動の記録を取ったり、体重を入力してグラフを表示したりして、これ1つで体の健康を管理できる。「サポーター」モードでは、「ユーザー」の食事投稿に対しコメントを書き込めるので、励ましの言葉をかけたり、礼を言われたり、コミュニケーションを取れるという。
キッコーマンはアプリの提供開始に合わせて11月25~28日、健康や食事に気を配る20~50代の男女320人(10歳刻みに男女各40人ずつ)に健康管理の意識調査を行った。「自らの健康寿命はいくつだと思うか」と質問すると、男性は平均67.8歳、女性は平均69.6歳。年代別では、50代が72.1歳、20代が65.5歳となり、若い世代ほど短く予想する傾向があると判明した。
健康のリスクと認識するものをたずねると、「ストレス」(79.7%)、「運動不足」(75.3%)、「不規則な生活」(60.3%)、「睡眠不足」(60.0%)となった。健康管理のために十分な睡眠時間を確保したり、適度に運動したりして、食べ過ぎないように心がけても、「生活習慣の改善に挑戦したが、長続きしなかったことがある」と答えたのは全体の83.4%に上った。
だが「レコ☆サポ」を使えば、一緒に頑張っている仲間が支えてくれる。「一緒に取り組んでくれる人がいたら(生活習慣の改善は)長続きすると思うか」の質問に対し、「長続きすると思う」と回答したのは全体の約8割(「長続きすると思う」19.7%、「まあ長続きすると思う」62.2%)に及んだ。2017年は、ダイエットや健康管理をシェアする時代の「元年」となるかもしれない。
正月におせち料理や餅を食べ過ぎて腹回りが...というアナタ。仲間と協力し合う「今ドキ」のダイエットはいかがだろうか。