北陸新幹線開業に伴って誕生した第三セクター「えちごトキめき鉄道」(新潟県上越市)は2017年1月7日から3月31日まで、特別企画乗車券「がんばろう糸魚川!復興応援フリーきっぷ」を発売する。発売額は大人1000円、子ども500円。
同鉄道の全区間(妙高高原駅~直江津駅~市振駅)が1日乗降自由で利用できる。列車の種別は普通(ワンマン)快速・特急の3つあり、特急「しらゆき」に乗車する場合は別途特急券(210円)が必要。
このほかに以下の特典が付いてくる。
1.応援缶バッチプレゼント
2.フォッサマグナミュージアム(糸魚川市)...入館料100円引き
3. 玉翠園・谷村美術館(糸魚川市)...入園料100円引き、美術館内のカフェメニュー各品100円引き
発売場所は、直江津駅、春日山駅、高田駅、上越妙高駅、新井駅、二本木駅、関山駅、妙高高原駅、筒石駅、能生駅、糸魚川駅、青海駅の各窓口。
本フリーきっぷは、16年12月22日に発生した、糸魚川市大規模火災の被災者を支援するため企画された。売り上げの一部は義援金として寄付される。
冬の糸魚川はイベントが目白押しだ。1月17日は、六尺ふんどしをしめた裸の若衆が、その年の厄年の人をつかまえて「サッシャゲ、サッシャゲ」のかけ声とともに堂内を歩き、天井に向かって放り上げる「はだか胴上げ祭り」が藤崎観音堂で行われる。1月22日には糸魚川駅前のヒスイ王国館で「糸魚川荒波あんこう祭り」が催される。地元名産の「あんこう汁」が1杯500円で販売されるほか(1000杯限定)、あんこうつるし切りの実演もある。詳細は糸魚川観光ガイドまで。