NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手キャリア3社は、山陽新幹線の全トンネル内における携帯電話通信サービスを、2016年12月22日の始発電車から開始すると発表した。
新大阪駅と博多駅を結ぶ山陽新幹線は山岳地帯の通過が多く、播磨平野と岡山平野、福岡平野を除くとトンネルの連続だ。当然のことながら電波は遮断される。
そこで西日本旅客鉄道(JR西日本)と3社はトンネル内の携帯電話不感地帯の解消――無線設備の設置に取り組んできた。トンネル内に子機を置き、光ケーブルでつながった親機が基地局と通信する。これによって新幹線がどの場所を走っていても乗客は携帯電話を利用できるようになる。
今回解消された区間は厚狭駅手前の峠山トンネルから小倉駅までの約31.9km。トンネルは15本あり、長大海底トンネルの新関門トンネルも含まれる。ここは携帯電話利用者にとって苦痛の区間だった。
試験運用は今月から行われていたようだが、喜びの声がツイッターに次々と投稿されている。
新関門トンネルはまだ電波はいらねぇwwwwww 苦痛な4分間だわwwww
— らら@うさたんねむねむ (@rara_ch) 2016年11月12日
いま気付いたが、新関門トンネルでdocomo使えてる。いつから通じるようになったの?
— iichiko (@izumi88jp) 2016年12月11日
新関門トンネルが電波繋がる様になったの感動
— CAD@駅メモ (@pl_3736) 2016年12月18日
ん?ついに新関門トンネル内でドコモ4Gつながる?としたら、山陽新幹線トンネル携帯全通じゃないか!?
— kan@12/17京阪中ノ島呑み (@sakura050301) 2016年12月18日