健康機器メーカーのフジ医療器は、座るだけでお腹周りの筋肉を鍛えることができる電動式の体幹スロートレーニングマシン「体幹トレーナー FF‐100」の販売を、2016年12月1日に開始した。
体感を支える、お腹を引き締める表層筋肉「腹直筋」や「腹斜筋」、さらにその内側の深層筋肉「腹横筋」の衰えは、腰痛や姿勢悪化、骨盤のゆがみ、基礎代謝の低下などに影響するため、体幹を鍛えるトレーニングは健康な体づくりのために重要とされる。
「FF‐100」は、電動で椅子がゆっくりと左右に傾斜し、体が揺さぶられて崩れそうになった姿勢を保持・修正しようとする動作がお腹周りの腹筋を刺激。座って姿勢をキープすることで体幹を鍛える。
目的にあわせて3つのコースを用意。「体幹ハード」は、傾斜動作、保持、エアー動作の組み合わせで、体にじっくりと負荷をかけるトレーニングコース。「体幹ソフト」は、速めの傾斜動作を中心にエアー動作との組み合わせで、骨盤周りをしっかりと動かすトレーニングする。「骨盤ひきしめ」は、4つのエアーバッグが骨盤周りの筋肉しっかりと包み込むようにケアを行う骨盤専用コース。骨盤周りには4つのエアーバッグを搭載。傾斜時にエアーで圧をかけることで負荷を強くすることができる。
また、自動コースの選択だけでなく、乗り方の工夫しだいで体への負荷の強弱を調節できる。負荷を弱くしたい場合は脚を曲げて座り、強度を高めたい場合は脚を伸ばし、さらにバランスボールなどで脚を上げると不安定な姿勢になるためにより負荷が強まる。
座った状態でのトレーニングなので、テレビを見たり、本を読むなどの「ながら」トレーニングも可能。電動動作による無理のない運動なので、年齢を問わず体幹トレーニングができる。
オープン価格。