■チャンピオンズカップ アウォーディー圧倒的人気 「スポーツ5紙GⅠ予想ランキング」

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   過去、カネヒキリやトランセンド、ホッコータルマエといった名だたるダート巧者が勝ってきたGI、第17回チャンピオンズカップ(ダート・1800メートル)。これまで東京競馬場(当時はジャパンカップ・ダート)や阪神競馬場で開催されてきたが、今年は中京競馬場に舞台が移って3年目を迎える。

4紙が◎、1紙も○の支持の強さ

   2016年の主役は、先週にキタサンブラックでジャパンカップを制した武豊騎手が手綱をとるアウォーディー。日刊スポーツ、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、デイリースポーツの4紙が本命の◎を打った。スポーツ報知も対抗○に推している。

   ニッカンは、「(前走の)JBCクラシックが着差以上に余裕のある勝ちっぷり。今回が中央GI初参戦だが、ここ2戦でモーニン(16年GI、フェブラリーS勝ち)、ホッコータルマエ(14年、このレースの覇者)を破っているのだから、新王者の資格は十分だ」と、向かうところ「敵なし」という。スポニチも同様。「すでに対戦比較の面でも優位に立っている。自在性があるだけに初の中京コースも不安とはならない」と指摘する。

   「昨秋、芝からダートに転向して破竹の6連勝中」と勢いを買うのはサンスポ。デイリーも「連勝馬は負けるまで追え」の格言のとおり、アウォーディーに「逆らう手はない」と強調する。

   一般に、ダートコースは先行有利とされるが、サンスポは「モンドクラッセ、コパノリッキー、アスカノロマンといった先行馬は強力だ。とはいえ、ハイペースにはならない」と、平均ペースでレースが進行すると予測。アウォーディーにとって、「展開もバッチリ」と読む。

   スポーツ報知の本命◎は、コパノリッキー。ダートは2014年のフェブラリーS(GI、東京・ダート1600メートル)で16頭立ての16番人気で逃げ切った。当初はこれがフロック視されたが、その後もJBCクラシックを制覇。同年のチャンピオンズカップは人気を裏切ったが、翌15年にはフェブラリーSを、堂々の1番人気で連覇した。「前走でGI連勝が『3』で止まったが、発馬ひと息で初距離。リズムよく(レースを)運べなかった」と分析。「かぶせられず(他の馬に前を邪魔されず)運べそうな絶好の11番枠からの今年こそVをつかむ」と、予想する。

   「意外と楽に主導権を取れそう」と、ニッカンが対抗○に推したほか、サンスポとデイリーが単穴▲に評価。スポニチは☆を打ち、逃げ残りの可能性もあるとみている。

2着多いノンコノユメ、3歳ゴールドドリームの評価は

   対抗の○印が並ぶのは、ノンコノユメ。スポニチ、サンスポ、デイリーが推した。ニッカンと報知も3番手、単穴▲に評価した。15年のこのレースの2着、16年のフェブラリーSはモーニンの2着、帝王賞(GI、大井競馬場・ダート2000メートル)もコパノリッキーの2着と、GIでは悔しいレースが続いているが、必ず差してくる、その瞬発力に期待を寄せる。

   3歳屈指のダート馬、ゴールドドリームには△印がズラリ。スポニチは3番手の▲を打った。これまで7戦4勝。すべて3着以内と馬券圏内を確保する堅実派。前走は古馬と対戦した武蔵野S(GIII、東京・ダート1600メートル)も2着にがんばった。

   16年のダートGI、フェブラリーSの覇者、モーニンの評価は微妙だ。報知は無印。他の紙は△に評価した。フェブラリーSを勝った後、前走の武蔵野S(7着)まで3戦して勝っていないことで評価が下がっているのかもしれない。

   昨年のこのレース3着のサウンドトゥルーには、スポニチが△、報知が★を打ったほか、フェブラリーS(16年)3着のアスカノロマン、前走のみやこS(GIII、京都・ダート1800メートル)を快勝したアポロケンタッキーに△印が回った。

ジャパンカップまでの6戦。数字は当たった回数、空欄はゼロ
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