幕末、海外に飛んだ日本人マジシャン  30以上の奇術の仕掛けがわかる

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手品道具がはさまれている

『奇術学―奇術・マジック・手品の科学』(著・テンプラー社、訳・稲葉茂勝、今人舎)
『奇術学―奇術・マジック・手品の科学』(著・テンプラー社、訳・稲葉茂勝、今人舎)

   歴代の奇術師たちの知恵や奇術の歴史をはじめ、30種以上の奇術の仕掛けが解説されている著書『奇術学―奇術・マジック・手品の科学』(著・テンプラー社、訳・稲葉茂勝、今人舎、3024円)。本書は、1915年に謎の失踪をした奇術理論家・アルバート・D・シェーファー氏の秘密の日記が語るという設定で、最後まで読み終えるとシェーファー氏の失踪の理由がわかるという。

   「奇術の歴史」、「視覚の科学第一章」、「カードマジックの秘密」、「消し去り術」、「霊媒」、「読唇術・予言」など。手品道具がはさまれていたり、ページがポップアップするなど、さまざまな仕掛けが満載。

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