■ジャパンカップ 本命、外枠に集中「スポーツ5紙予想ランキング」

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    外国馬3頭と、迎え撃つ日本馬14頭がそろった第36回ジャパンカップ(JC、GI、東京・芝2400メートル)。勝ち馬には過去、ディープインパクト(2006年)やウォッカ(09年)、ジェンティルドンナ(12、13年)などの名だたる名馬がそろう国際競走だが、外国馬には分が悪い。この10年をみても、06年のウィジャボートの3着が最高。かつての「強い外国馬」のイメージはない。

キタサンブラックは評価がいまいち

   今年の日本馬の大将格は、2015年の菊花賞と16年の天皇賞・春を制したGI2勝馬のキタサンブラック。ただ、意外にも、この馬を本命◎に推したスポーツ紙はない。日刊スポーツが対抗○に推したくらいで、残りのスポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツの4紙は単穴▲や△にとどまった。

   「今年は低調なメンバー構成に写る」という、デイリーの本命◎は、シュヴァルグランだ。「実績で物足りなさはあるものの、充実ぶりはメンバーの中でトップとみている」と推す。前走のアルゼンチン共和国杯(GII、東京・芝2500メートル)は、「休み明けで初めての左回り、初の関東輸送。加えてトップハンデの58キロと条件は生易しいものではなかったが、それらもろもろをあっさりクリア。一発で満点回答を出した。頂点に上り詰める馬が醸し出す独特の雰囲気がある」と、高く評価する。

   サンスポも、シュヴァルグランに◎。「ごちゃつかない外枠なら能力全開」と、不利なくレースを進められると読む。

    アルゼンチン共和国杯を勝った後、GIタイトルを手にした馬は多く、2008年にはスクリーンヒーローがその勢いを駆ってJCを制した。同馬は、ゴールドアクターの父だ。

   ニッカンの本命◎は、ゴールドアクター。昨年、アルゼンチン共和国杯を勝って臨んだ暮れの有馬記念(GI、中山・芝2500メートル)を制した。「最内枠から主導権を取るキタサンブラックを見ながら(レースを)運べる絶好枠に入った」とみる。前走のオールカマー(GII、中山・芝2200メートル)を快勝。「充実度は有馬記念に挑んだ昨年以上」と、父子制覇に期待する。

   ゴールドアクターには、スポニチとデイリーがを対抗○に推している。

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