オーダーメイドジュエリーブランド大手の「K.uno(ケイウノ)」を展開するケイ・ウノ(名古屋市千種区)は、新たに「6秒プロポーズサービス」を「いい夫婦の日」(2016年11月22日)に開始する。
結婚を考えている男女だけでなく、婚約中のカップルや夫婦も本サービスの対象だ。パートナーにプロポーズしたいと考える男女をさまざまな形でサポートする。ロマンティックなストーリーを一緒に考えたり、告白の瞬間の演出を手伝ったり――。フラッシュモブやレストラン・映画館でのサプライズ、オプションとして特別にデザインしたジュエリーのプレゼントなど、ドラマ顔負けのプランを用意している。
怒りの感情がわいたとき、思い出してほしい「6秒プロポーズ」
すべての女性にとって結婚の申込みのやり取りは、生涯忘れられない甘い思い出だ。苦しいとき、悲しいとき、パートナーに対する信頼を失いかけたとき、求婚時の言葉を心の支えにしている人も少なくないはず。
ところが、ケイ・ウノが全国の既婚女性300人を対象に実施したアンケートによると、回答者の約半数はきちんとしたプロポーズのないまま結婚に至ったという。この結果を受けて同社は、プロポーズをちゃんとしていない男女(とくに夫)に対してこう提案する。
「6秒という短い時間に想いを込めたひと言をパートナーに送りませんか。いさかいや怒りを感じたときに思い出してもらうことで、ムダな怒りを沈め、冷静に話し合い愛を育む機会へと昇華できるはず」
プロポーズタイムを6秒に設定した理由は、アンガーマネジメントというプログラムに由来する。アンガー(怒り)を6秒のあいだ管理(マネジメント)すれば、その感情を噴出させることなく抑えることができるという考えだ。アメリカのメジャーリーグでは選手全員が受講を義務づけられており、信憑性は高い。
最愛の人のこんな笑顔が見られるかも
「6秒プロポーズ」を受けたとき、人はどのような反応をするのだろう。サービス開始と同時にオープンする専用WEBサイトにテスト時の映像が公開されている。
約30秒のwebムービー「いまからでも、6秒プロポーズ篇」に登場する4組の夫婦は、いずれも求婚のやり取りをちゃんとしていない。そこで夫が妻に対し、想いを込めたひと言をつぶやくと――
「あのー、なっちゃん、一緒にいるってことで、よろしくお願いします」(夫)→「無言で驚きの表情」(妻)
「いつも感謝してるんで、これからもよろしくね」(夫)→「なに?、すごーい」(妻)
「夫婦仲良く、がんばっていこうね」(夫)→「あははははは...(泣き笑い)」(妻)
「あやこさん、ずっーと一緒にいてな」(夫)→「...はい」(妻)
夫婦という間柄であってもプロポーズされれば女性はうれしいもの。彼女たちの表情を見ればよく分かる。プロポーズの言葉によって2人のきずなはさらに深まり、より良いコミュニケーションづくりに役立つはず。女性→男性という逆のパターンももちろん可能だ。
6秒プロポーズサービスの利用者には「6秒プロポーズ認定証」が発行される。しかも認定証データはケイ・ウノがしっかり保管するそうだ。2人の関係がギクシャクしたとき、「あのときそういったよね!」と再確認することにならないよう、いつまでも仲睦まじくありたいもの。本サービスの利用を希望するカップルなら心配無用だろうが――。
プラン提案から見積もりまでは無料。全国の「K.uno」28店舗に設けられる相談窓口で受け付ける。ぶらり来店もOKだが、事前に予約したほうが待たなくてすむだろう。詳しくは専用WEBサイトまで。