セブン&アイホールディングス(HD)傘下にあるスーパーチェーン・イトーヨーカドーは、2016年12月8日にオープンする「ニトリ梅島ショッピングセンター」(東京都足立区)の1階部分に、「食品館イトーヨーカドー梅島店」を開店する。同チェーンがニトリに出店するのは今回が初めて。
足立区役所がすぐ近く、立地は申し分なし
イトーヨーカドーをはじめとする総合スーパーの多くは、「衣」「食」「住」の3つの分野を扱っている。もっともその内訳を見ると大黒柱が「食」で、次の柱が「衣」、「住」の影は薄い。ホームファッションストアとして圧倒的な存在感を誇るニトリと組むことで、同社の住関連部門とイトーヨーカドー食品部門のシナジー効果を最大限に活かした店舗づくりを狙う。2・3階には「ニトリ環七梅島店」が入り、4・5階と屋上は駐車場になる。
ニトリ梅島ショッピングセンターは、東武鉄道の東京スカイツリーライン梅島駅から徒歩圏内にあり、足立区役所からは直線で400mほどの近さだ。環状7号線と国道4号線が交差する梅島陸橋に面していて立地は申し分ない。
同ショッピングセンターから東に300m離れた場所には「MEGAドン・キホーテ環七梅島店」が16年12月1日にオープンする(住所上は足立区中央本町)。13年10月に発生した火災以来一時休業中だった「ドン・キホーテ環七梅島店」のフルリニューアル店で、旧店舗と比べて売場面積は約4倍に広がる。