共通ポイントプログラム「dポイント」を提供するNTTドコモは、dポイントカードに前払い式電子マネーの機能を加えたプラスチック製カード「dカード プリペイド」について、2016年11月21日から専用WEBサイトで申込み受け付けを開始する。
全国の「iD」加盟店約65万3000か所および国内外のマスターカード加盟店での支払いに利用でき、利用額200円(税込)ごとにdポイントが1ポイント貯まる。決済によるポイント付与に加え、dポイント加盟店(15社約2万900店舗)ではカードを提示するだけでポイントが付与される。
買い物の支払いとポイント獲得をこれ1枚で
「dポイント」の基となっているのは15年12月にサービスを開始した「dポイントカード」だ。「dポイントカード」に決済機能は付いておらず、ポイントを貯めるか使う機能しかない。つまり加盟店で現金による買い物とポイント獲得を一緒に行う場合、決済とカードの提示を別々にする必要があった。
「dカード プリペイド」は、事前に現金を入金(チャージ)しておくことで、キャッシュレスでショッピングできる。チャージ方法は2種類。全国のローソン店舗にて現金を支払うか、専用WEBサイトから電話料金合算払い/dカード払い/dポイント利用のいずれかの方法で入金する。1回のチャージ額の範囲は、ローソンが1000円~4万9000円、専用WEBサイトが500円~5万円。どちらも1円単位で行える。
ローソンで「dカード プリペイド」を使って商品を購入すると、カード提示によるdポイント1%付与とは別に、特別割引として買い物金額の3%分が翌月中旬にチャージされる。いつも利用しているコンビニがローソンなら使わない手はない。