休み明けミッキークイーンとタッチングスピーチを推す理由
サンスポの本命◎は、4歳馬のミッキークイーン。3歳時(2015年)には、オークス&秋華賞(いずれも、GI)の2冠を制した女傑。「約半年ぶりの実戦になるが、ミッキークイーンの地力を信用する」という。ねん挫のため予定していたレースを使えず、ぶっつけ本番となるが、「坂路調教しかやっていないが、今週の動きは秀逸。馬体に太め感はなく、きっちり仕上がっている」と、不安視される体調面も問題ないとみた。「牝馬同士なら負けられない」と強調する。
日刊スポーツとサンスポが対抗○に推しているのが、タッチングスピーチ。昨年のこのレースで3歳馬ながら3着。今年2月の京都記念(GII、京都・芝2200メートル)で2着と、日刊スポーツは「(京都競馬場の)外回りで末脚発揮」と、コースとの相性のよさを評価する。6月の宝塚記念以来の出走となるが、サンスポは「調教の動きから春の不振は脱した印象。決め手では(本命に推した)ミッキークイーンにひけをとらない」とみている。
△印がズラリと並んだのが3歳馬のパールコード。前走の秋華賞(GI)は2着に頑張った。重賞勝ちがないのが気になるが、ここでは「3歳馬代表」の存在だ。エリザベス女王杯は、もともと3歳馬が好走する舞台。穴をあければ、この馬とみている。
重賞勝ちが評価されている10番のシュンドルボン、11番の3歳馬デンコウアンジュ、前走のカシオペアステークス(オープン、京都・芝1800メートル)を勝ち上がったヒルノマテーラに△印がまわっている。