女性ジャーナリストがトイレに体当たり
地球上には多くの人がトイレのない生活をしており、女性や子どもたちは感染症や暴行の危険にもさらされている。一方で、日本ではハイテク化が進み、アメリカや中国ではバイオ肥料など、排泄物の有効利用が脚光を浴びている。
『トイレの話をしよう 世界65億人が抱える大問題』(著・ローズ・ジョージ、訳・大沢章子、日本放送出版協会、1944円)は、英国の突撃型の女性ジャーリストがトイレを追いかけ、西へ東へ奔走したルポルタージュだ。
はじめに「口に出して言えないものを調査する」と話し、「『おしりだって洗ってほしい』―ロボトイレット革命」、「個室にプライバシーはある?-世界の公衆トイレ」、「求む、夫。ただしトイレをもっていること―野外排泄ゼロをめざすインド」などユーモアをまじえて語り、「宇宙、経済、リサイクル」についても述べる。