ラベルがリボン飾りに早変わりする「リボンボトル」のコカ・コーラが2016年11月7日から全国で一斉に発売される。コカ・コーラシステムが同日スタートするウィンターキャンペーンのイベントの一つ。
「リボンボトル」は、ラベルをはがして現れるテープの部分を引くと立体的なリボン飾りになる仕掛けが施されている。年末年始に機会が増える、家族や友人・知人らとの集まりの席で「飲み物」以上の存在になりそうだ。
3年前に南米コロンビアで誕生
ウィンターキャンペーンで日本初上陸の「リボンボトル」だが、その誕生は3年前。13年に南米のコロンビアで導入されたのが始まりだった。当時はリボンのラベルをボトル1本ずつに手巻きで仕上げていたという。その後、早変わりするラベルを大量生産できる機械が開発され、いよいよ日本上陸の運びになったという。
「リボンボトル」は「コカ・コーラ」と「コカ・コーラ ゼロ」の500mlボトル(いずれも希望小売価格140円)で展開。
キャンペーンではほかに、やはり11月7日からテレビCM「リボンボトル」編をオンエア。コカ・コーラの冬の定番キャラクターで、同キャンペーンの「アンバサダー」であるサンタクロースがほのぼの感を演出している。
今日のサンタクロースといえば、真っ赤な衣装と白いあごひげという姿だが、1931年に、それまでの想像画を参考にして米画家ハッドン・サンドブロムが当時の米コカ・コーラの冬のキャンペーン用に描き、同社がそれを広告として世界中に広めたために、そのイメージ定着に一役買ったのだという。