UQモバイルにするメリットとは
ほとんどのMVNO(格安SIM)会社がNTTドコモの回線を使っている中で、筆頭株主がKDDI のUQコミュニケーションズは、auの回線を利用している。事実上auのサブブランドといっていい。
これまでモバイルWi-Fiルーター「UQ WiMAX」のイメージが強かった同社。通信方式がNTTドコモやソフトバンクと異なるため、対応するスマホの数が少ないのが悩みだった。16年秋冬モデルではスマホのラインナップを大幅に増やしている。
ほとんどのMVNOはNTTドコモから通信帯域を借りていて、お昼時や夕方は回線が混雑して通信速度が著しく低下する。UQコミュニケーションズはいまのところそのような事態になっておらず、通信の快適性を求める人にとって魅力的だ。
UQ モバイルの第1弾CM「家族設定、誕生」編は、11日前の10月25日にテレビ放送をスタートしたばかり。矢継ぎ早のメディア露出で、格安スマホの市場をとりにいく姿勢を鮮明にしている。