三葉の「口噛み酒」風のお酒 「君の名は。」聖地・飛騨市の酒造が開発

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   映画「君の名は。」の舞台となった岐阜県飛騨市の酒蔵が、劇中に登場した重要アイテム「口噛み酒」風の容器に入った純米吟醸酒「蓬莱 聖地の酒」を2016年11月2日に発売した。

「入れ替わりに」期待せざるを得ない
「入れ替わりに」期待せざるを得ない

新海誠「(風)でよかった...」

    「君の名は。」の大ヒットにより、飛騨市には劇中に登場する舞台を巡る「聖地巡礼」の客が押し寄せている。

   聖地の酒は飛騨市古川町の渡辺酒造のオリジナル商品で、飛騨産の酒米「ひだほまれ」を原料に使った純米吟醸酒が瓶子 (酒器の一種)に入っている。この瓶子は同作品の主人公・宮水三葉が作った「口噛み酒」が入れられていたものに形も大きさもそっくり。発売にあたり、劇中にも登場する飛騨市の気多若宮神社の神主による祈祷を受けたという。

   発売が発表されると、ツイッターなどでは本物の口噛み酒が入っていると勘違いする人がいたようで「一瞬『誰が噛んで作ったの?』と思って焦りました」「もちろん、巫女のプロマイド付きですよね」といった反応が出ている。同作品の新海誠監督も

「(風)でよかった...」

とツイートした。

   3000本の限定生産で、飛騨市古川町の酒店での直売や、渡辺酒造のオンラインショップなどで販売している。直売店の一つ、飛騨市古川町の後藤酒店に話を聞いたところ、発売開始からすでに1日10本ペースで売れているという。

「欲しいけど未成年だから買えない!」

という人もご安心。古川町の土産店「さくら物産館」では酒器のみの販売も行っている。価格は3000円(税別)。

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