ダイキン工業は、従来の「サーキュレーション気流」に加えて、暖房の機能だった独自の「垂直気流」を冷房にも採用し、部屋の隅々まで風を届けることで部屋全体を素早く快適にする「うるさら7(Rシリーズ)」を、2016年11月1日に発売する。
天井にそった気流で部屋の奥の壁まで風を届ける「サーキュレーション気流」と、壁にそって気流を下向きに吹き出す「垂直気流」を組み合わせて、人に直接風を当てることなく、通常の冷房運転の約3倍の速さで部屋全体の温度ムラを素早く解消。また、温度ムラの場所にあわせて「サーキュレーション気流」と「垂直気流」を自動で切り替える。
こうした気流コントロールと、快適性をさらに高める湿度コントロールで、包み込むような快適空間を実現する。
暖房時に、高温低湿度の温風がからだに直接あたりにくい「垂直気流」で、肌が乾燥しにくい環境をつくり出すと同時に外気中の水分を室内に取り込み、給水せずに加湿できる「無給水加湿(うるる加湿)」で部屋を潤すことで、肌に「ダブル効果」をもたらす。
さらに、リモコンのボタンひとつで快適な温度と湿度にコントロールする「快適エコ自動」がさらに進化。エアコンが設置された環境ごとに異なる設定温度までの到達時間を学習し、部屋の断熱性や生活リズムなどを反映させて、エアコンの運転開始時の冷やし過ぎや暖め過ぎを防ぎ、快適性と省エネ性に貢献する。
設定温度に適したあとも快適な温度、湿度にコントロールする「プレミアム冷房」を採用。必要な除湿量にあわせて熱交換器の使用量を調整し、部屋にある温かい空気と混ぜて除湿することで設定温度に到達した後の湿度上昇を抑えて快適湿度をキープする「デシクル制御」と、冷房能力の強さをきめ細かく制御する「PIT 制御」によって0.5度単位で温度を制御して快適な温度と湿度を維持する。
エアコンの消費電力が最も大きい運転開始時の消費電力を、最大約20%削減するほか、「ストリーマ」をエアコン内部に照射する「ストリーマ内部クリーン」で、エアコン内部のカビ菌・ニオイの原因菌を分解、除去して清潔に保つ。
オープン価格。