リコーは、わかりやすい操作性と充実の基本性能を備えたスタンダードクラスの360度カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ) SC」を2016年10月28日に発売する。「シータ」は、13年に「世界初」のワンショットで360度撮影ができるカメラとして発売以来、可能性を秘めたツールとしてさまざまな映像分野で利用されてきている。
市販のビューアーを利用すれば手軽にVR体験も
「SC」は撮影者を取り巻く空間全てをワンショットで撮影できる「360度の全天球映像」を手軽に楽しめるよう開発された。上位モデル「THETA S」と同等の高性能CMOSイメージセンサーや大口径レンズによる高画質はそのまま、本体の軽量化を実現した。
撮影した360度画像はスマートフォンやタブレットに転送可能なほか、市販のVR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)ビューアーを利用すれば手軽にVR体験を楽しめる。
専用ウェブサイト「theta360.com」にアップロードしてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での共有や、「Facebook」「YouTube」に動画を直接投稿することも可能だ。
カラーはブルー、ベージュ、ピンク、ホワイトの4色。
「リコーイメージング公式直販サイト」での価格は3万2800円(税込)。