三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰 FZシリーズ」6機種、「Zシリーズ」12機種を2016年10月下旬から順次発売する。
同じ部屋にいる人の手先や足先など細部までの温度変化を測り、それぞれ寒い・暑いと感じる温度の違い(温冷感)を判断する「ムーブアイ極」を搭載。身長などに基づく独自アルゴリズムで、従来モデルでは見分けられなかった温冷感の違う大人と子供(身長約75~130センチ)を見極める機能を新たに備えた。
「FZシリーズ」は、大人と子供の温冷感に合わせ足元に最大約5度差の異なる温度空間をつくることで同時に快適な、左右独立駆動の「パーソナルツインフロー」を搭載。
「Zシリーズ」は、前後左右を同時に吹き分け、大人と子供の温冷感に合わせ「風あて」「風よけ」運転を自動で切り替える「匠フラップ」を搭載する。
圧縮機を駆動するインバーターに、省エネの最先端を担う低損失パワー半導体モジュール「フルSiC DIPIPM」を世界初搭載し、電力損失を低減し省エネ性を向上したという。
ラインアップは、「FZシリーズ」が定格冷房能力4.0~9.0キロワットの6機種、カラーはシルキープラチナ。「Zシリーズ」が同2.2~9.0キロワットの12機種、カラーはウェーブホワイト、ウェーブブラウンの2色。
価格はいずれもオープン。