フェイスペイント、ボディペイントの普及を目指して活動する一般社団法人日本フェイスペイントイベント協会が、2016年のハロウィンを前に、ハロウィンとフェイスペイントに関する意識調査を行った。
フェイスペイントは日本では、未だ馴染みが薄いが、最近イベントが盛んにおこなわれるようになってきたハロウィンシーズンになると、非日常を楽しむスパイスとして関心が高まるようだ。
10代女性は特にフェイスペイントへの関心が高い
フェイスペイントイベント協会は2016年月9月2日から6日にかけて、15~39歳の男女で今年ハロウィン関連のイベントに参加予定のある人400人、予定はないが参加に興味がある人400人の計800人を対象にインターネット調査を行った。
ハロウィンと言えば「仮装」のイメージが強い。調査でイベントに参加予定だとした回答者400人の中でも、8割以上の人が「衣装やメイク、アクセサリー」など見かけにこだわりたいと答えている。
また、「ハロウィングッズで興味があるもの」を回答者全員に聞いたところ、一番多くあがったのは「コスチューム(キャラクター)」で70.9%、次いで「ヘアアクセサリー」が41.8%、「ウィッグ・かぶりもの」が37.8%となった。フェイスペイントを挙げたのは全体の34.1%で、性年代別でみると10代女性(100人)が52.0%と最も関心度が高かった。
フェイスペイントに興味があると答えた273人に描きたいモチーフを聞いたところ、男性は「血のり(65.5%)」、「立体的な傷口(62.1%)」とホラー系ペイントの人気が高く、女性は「目元のワンポイント(68.2%)」といったカワイイ系のペイントが注目されているようだ。
また、ハロウィンのフェイスペイントに期待することとして、「フェイスペイントした人同士で仲良くなれそう」「普段できないことをすることに期待する」、といった声がでている。フェイスペイントには普段とは違う新しい自分の姿を見つけたり、誰かに見てもらいたいという願いをかなえる魅力があるのかもしれない。