俳優の山田孝之さん(32)が2016年10月13日に都内で行われた「PlayStation VR(以下PSVR)」の発売記念イベントに出席し、ゲームを実際に体験した。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントの家庭用ゲーム機「PlayStation 4(PS4)」のアンバサダーを務める山田さんは、映画やドラマで見せる硬派で強面な印象そのままにVR世界を楽しんだ。
山田孝之、鳥になってパリの空を飛ぶ
PSVRはプレイステーションシリーズでは初となる、VR(バーチャルリアリティ)システム対応のゴーグル型デバイスだ。VR専用のゲームソフトのプレイだけでなく、映画やライブなどの映像コンテンツも楽しむことができる。
普段からゲーム好きで知られる山田さんは、これまでアンバサダーとしてPS4のテレビCMに出演し、役者の仕事を休んでまでゲームに没頭する姿を熱演してきた。
山田さんはイベントでアメコミの金字塔「バットマン」の世界を体感できる「バットマン:アーカムVR」と、鳥の視点でフランスパリの上空飛行を疑似体験できる「イーグルフライト」を試した。
山田さんは体験中、司会者からの「振り」への反応もそこそこに、静かに淡々とVRの世界に入り込んだ様子だった。ヘッドセットを外して感想を聞かれると
「もうちょっとやりたかったです...」
「(ゲームを一度始めると)ずっとやりそうですね。もっといろいろと観察したかったです」
と名残惜しそうにコメント。
イベント最後にソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアの盛田社長からPSVRをプレゼントされると、
「これはさすがに予想してなかったので、ほんと超うれしいです」
とこの日一番の笑顔を見せ、
「この面白さを(アンバサダーとして)一番伝えなきゃいけないはずなんですけど、難しいですね。こればっかりは(実際に買って)やってみないと」
としみじみと語った。