東京食肉市場協会(一般社団法人)は、「年に一度のお肉のフェスティバル」と銘打つ、毎年秋恒例の「東京食肉市場まつり」を2016年10月15日と16日に、都内のJR品川駅東側にある東京都中央卸売市場食肉市場(東京都港区港南)で開催する。国内産の牛肉と豚肉の消費拡大と、市場の認知やその役割の理解促進のほか「ブランド牛はおいしくて安心」とのイメージ確立が目的で、市場を特別に開放して、試食や販売のほかステージイベントが行われる。今回が35回目の元祖・肉フェスだ。
千葉のご当地アイドルグループも出演
「東京食肉市場まつり」では毎年、その年の「推奨銘柄牛」を選び、イチオシ・ブランド牛としてイベントの核にすえているが、今年のそれは、千葉県の「チバザビーフ」。2010年7月に、県内の生産者や企業・団体により「チバザビーフ協議会」を設立し、会員生産者が肥育した肉牛のうち、一定品質以上のものを同ブランドの肉としている。肉質等級では黒毛和牛が「3」以上、交雑牛では「2」以上。
まつりの会場では、牛肉ばかりではなく豚肉の料理が振る舞われるコーナーもあり、試食には、チバザビーフのしゃぶしゃぶやモツ煮込み、銘柄豚のトンカツ、焼肉などが提供される。販売コーナーでは、「チバザビーフ」の製品が市場価格で並ぶほか、千葉の物産品や野菜、輸入雑貨なども購入できる。