森永製菓の焼きチョコ「ベイク」の期間限定商品「ベイク クリーミーチーズ」と「ベイク フォンダンショコラ」が「常軌を逸したおいしさ」「革命」「神の食べ物」といった口コミで話題になっている。
「一箱180円(税別)のお菓子に何をそんな大げさな...」
と思いつつ気になったので、実際に買ってきた。
シリーズ初の「ソース入り」そのお味は...
ベイクは独自のベイクドチョコ技術でチョコの表面だけを焼きあげ、外はパリッと、中はとろけるような食感を味わえるシリーズだ。
クリーミーチーズとフォンダンショコラはシリーズ初の「ソース入り」で、より一層なめらかでとろけるような舌触りになった。森永はソース入りを実現するためにトライ&エラーを重ね、今回ようやくソースが外側にはみ出すことなく内側に閉じ込めたままにする技術を確立したのだという。
とはいえ、食べる側としては企業努力的な話にはあまり関心が向かない。「1つ200円程のお菓子にそこまで期待しない」とういうのが正直な気持ちだ。
いかに新ベイクが
「ビターな大人のフォンダンショコラ」
「まるで小さなチーズケーキ」
と謳っていても、結局「○○風チョコ菓子」の域を出ないのではないか。そんな気持ちで食べてみたところ、意地悪な予想は即撤回された。本物に迫る超クオリティだったのだ。
クリーミーチーズは、袋を開けた時点で濃厚なチーズの香りが広がる。表面にこんがり焼き色がついた一粒を口に運ぶと、さっくりとした食感のあとに一瞬でとろけた。味も食感も、チーズケーキそのもの。「チーズケーキ味のベイク」ではなく、「ベイクっぽいチーズケーキ」と言っても過言ではないレベルだ。
フォンダンショコラは、カカオがしっかり香るビターな味わい。しっとりとした食感で、常温で食べると大人な味わいのチョコケーキのようだ。また電子レンジで10秒ほど温めると、中のチョコソースが溶けて本物のフォンダンショコラさながらの口どけを味わえる。
ベイクがここまで本格スイーツに近づいていたとは。
「めっちゃ金あったらこのベイククリーミーチーズを好きなだけ食う生活するんだ...」
「今日の夜の散歩はベイクのフォンダンショコラ見つけるまで続ける」
といったツイートまで出ているのも頷ける。