昨年あたりからよく耳にするようになった「ジェンダーレス男子」。
名前の通り性別の壁を越えた男性のことで、ネイル・カラコン・メイクを施すなど、女子顔負けの美意識の高さで、性別問わず人気を集めている。
今回はそんな「ジェンダーレス男子」を紐解くべく、新世代おネエタレントとして人気を集めている"ぺえ"と同居していることで話題の"へえ"こと斉藤平七にインタビューを実施。
ジェンダーレス男子流のメイクテクニックをはじめ、ファッション・脱毛事情、気になる恋愛対象、ぺえとの同居生活など、たっぷりと語ってもらった。
女友達といると自分が楽
――へえさん自身「ジェンダーレス男子」とのことですが、自分がジェンダーレスだと感じるのはどういう瞬間ですか?
へえ:メンズと話が噛み合わない時に「あっ...ジェンダーレス男子なんだ」って思ったりしますね。特に意識しているわけではないんですが、男性側だけじゃなくて、女性側の気持ちも自然と分かるんですよね。あとはファッションの面ではレディースの服を着ることがあったり、美容面ではメイクをしたりと、一般的な男性と比べると"美"にこだわりがあるかもしれません。
――幼少期からそういう思いがあったんですか?
へえ:高校生あたりからですね。それまでは親に洋服を買ってもらっていたんですけど、自分で買うことが多くなって世界が広がったというか...。その時あたりから女の子の友達も増えていったんですが、女友達といると自分が楽なんですよね。あとは女性と話していると、自分の"世界観"を認めてくれている気にもなります。
――「ジェンダーレス男子」でも色々なファッションの系統がありますが、へえさんはかっこいい系と可愛い系を着こなしていますよね?系統を分けるタイミングはどういう時なんですか?
へえ:何をするかといった予定や、一緒に遊ぶ人にもよるんですけど、基本的にはその時のテンションで決めています。例えば、ディズニーは可愛い系、夜遊ぶ時はかっこいい系とか...。色んな自分になれるのですごく楽しいですよ。得した気分です(笑)。
――ファッションにあわせて、自身でメイクもしたり...?
へえ:もちろんです!かっこいい系の時も可愛い系の時も自分でメイクしますよ。メイクするのが好きってのもあるんですけど、どちらのメイクも大体30分ぐらいです。
――ちなみに今日のテーマは?
へえ:今日はズバリ!宝塚風メイクです(笑)。ナチュラル宝塚って感じで、ポイントは顔の陰影を付けるためにシェーディングやハイライトで濃淡を付けたことです。普段はタレ目なんですけど、今日はそういう風に見えないようにキレ長風のメイクにしています。今日のメイクも30分ぐらいで仕上がりました!