エレコムのグループ企業で、各種記録メディアなどを手がけるハギワラソリューションズ(名古屋市)は、USBメモリー型のOSリカバリー専用メディア「RecoveryUSBメモリ」を2016年9月下旬に発売。
従来はCDやDVDなど光学メディアのみで作成が可能だったリカバリーディスクが、新たに光学メディアと同等仕様のUSBメモリーでの作成が許可され、同社の特許技術を利用して製品化したという。
DVDメディアより大容量ながら小型かつ高速で、光学ドライブ非搭載の小型パソコンや専用端末でもUSBポートがあれば使用可能だ。
一般的なUSBメモリーで使用されるTLCタイプよりデータの書き換え耐性や保持性に優れるというMLCタイプの東芝製NANDフラッシュメモリーを採用、長時間安心して使用できる。
リカバリーディスクとして使用する、1回のみ書き込み可能なライトワンス「RecoveryUSB-R」、リカバリーデータ検証が目的の書き換えが可能な「RecoveryUSB-RW」の2モデルを用意。容量はいずれも8GB/16GB/32GBをラインアップする。
専用の無償ソフトウェア「RecoveryUSB Writer」か、最大8台への同時書き込みや繰り返し書き込みなどに対応した有償の「RecoveryUSB Kitting Tool」を使用して書き込める。
価格はいずれもオープン。