日銀の金融緩和、FRBの利上げ見送り タイムリーな内容に・・・
第4部を飾ったのは、現役ファンドマネジャーで、ラジオNIKKEI「ザ・マネー マーケットスクウェア」でおなじみの西山孝四郎氏が「実践・相場分析法」を解説。マーケットのゆくえについて、前日の9月21日に日銀が発表した新たな金融政策に、「要は追加緩和ではなくて、『縮小』だったんですよ」と切り込み、「マイナス金利の深掘りしか(打つ手が)ないはずなのに、長期金利をゼロにして短期金利の金利差を広げるなど、なんだかよくわかりません」と指摘。米国の利上げも9月は見送られたが、「どうせ年内(12月)にはやるのだろうから、インパクトにはなりにくい。大きなインパクトをもたらす材料は、米国の大統領選挙です」と、見通しを語った。