「VR GALLERYで未来体験をしてほしい」
――VR事業を進めていくうえで、どんな課題がありますか。
「集団体験ができないことが課題です。Tilt Brushは、センサー1セットにつきヘッドセット1台しか対応できない仕様になっています。体験時間が1人当たりおよそ3分かかるので、人の集まるパーティーでこれを使うと行列になってしまうのです」
「ものすごく大きいポリゴンデータを使います。回線は太くないといけないし、ハイスペックのヘッドセットでないと現段階では使い物にならない」
――最後に。この記事の読者にメッセージをお願いします。
「電話が『耳』と『口』を拡張し、テレビが『目』と『耳』を拡張したように、VRは『体験』を拡張してくれるテクノロジーです。弊社のギャラリーで、アーティストが描く不思議な世界を追体験してください」
――ありがとうございます。