日頃から愛読いただき、ありがとうございます。J-CASTトレンドに「カス丸の犬小屋」コーナーができてから、もう2年近くたちました。しかし最近は小屋のメンテナンスも減り、クモの巣が張っているような状態だったので、これから定期的に、カス丸の「観察日記」を掲載したいと思います。
初回は、わたくしキドが担当します。普段はJタウンネット編集部に身を置きつつ、J-CASTニュースの公式キャラクター「カス丸」のお世話をしております。カス丸は7月に「着ぐるみ」になったのですが、まずはそのお話から――。
まずは「着ぐるみ 制作」と検索して...
ただいま(2016年9月現在)、J-CASTニュースでは、10周年企画「カス丸仕事しろ!」を実施しています。記者犬であるカス丸が、取材に出向いてレポートにまとめるのですが、そこで大活躍しているのが「着ぐるみ」です。とはいえ、もちろん着ぐるみ発注は初めて。右も左もわからず、ひとまず「着ぐるみ 制作」と検索するところから始まりました。
検索で引っかかった6社に見積もりを依頼すると、だいたい40~90万円近く。みなさんがイメージしやすい、ちょっと固めの「着ぐるみ」と、空気でふくらませる「エアー着ぐるみ」のどちらを選ぶかも、それぞれメリットとデメリットがありました。
いろいろ考えた末、着ぐるみに加えて、パペット人形も作ってくれる、そして編集部から近い(取材しやすい)ことが決め手となって、アトリエパレットさん(東京都港区)にお願いしました。
発注したのはゴールデンウィーク明けの5月中旬。数日後には図面と、生地のサンプルが到着しました。その後、6月上旬に生地をかぶせる前の「芯材」が完成。穴をあけるなどの加工を経て、6月末に「最終仕上げ」の直前までこぎつけました。
納品前の確認を兼ねて、7月5日にアトリエパレットさんの工房へお邪魔してきました。上の写真は制作担当者の酒井佑理さん。着ぐるみと、パペットの両方を作ってくれました。
夢と希望が詰まっているキャラクターなのに、ちょっと生々しい話をしてしまいました。最後に言い訳がましくなりますが、あくまでカス丸は、私(キド)とは独立した存在なので、ご理解いただければ幸いです。