強度抜群「パラシュートコード」のミサンガ 普段はオシャレアクセサリー、ほどけば防災アイテムに

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   防災に関する意識を高める啓発運動を展開している一般社団法人、防災ガールは、日本財団が立ち上げた「海と日本プロジェクト」とコラボレーションして開発した多機能防災ミサンガ「#beORANGE(ハッシュビーオレンジ)ミサンガ」を2016年8月に発売した。

   日常的に身に着けやすいオシャレなデザインでありながら、ほどくと止血帯や着火剤など緊急時に役立つ防災グッズになる。

止血帯、着火剤、添え木の固定など有事に活用できる

   「海と日本プロジェクト」は、海について学び、環境の悪化といった海の現状を「自分ごと」としてとらえ、海を未来へと引き継ぐアクションの輪を広げていくことを目的とした活動を行っている。

   今年6月に防災ガールとコラボレーションして「海の防災、津波防災」の意識向上をはかる「#beORANGE」という活動を開始した。

パラシュートコードを採用
パラシュートコードを採用

   今回、コラボレーションの一環として開発したミサンガは、強度と耐久性に優れた「パラシュートコード」をブレスレット状に編んだもの。ほどくと約2mの紐になり、止血帯、着火剤、添え木の固定、物干し紐、デンタルフロスなど様々な用途に使うことができる。カラーバリエーションは3種類で、すべてに災害時に視認性の高いオレンジ色の紐を採用。バックル部分には緊急時に役立つ笛も内蔵されている。

ほどけば様々な用途に使用可能
ほどけば様々な用途に使用可能

   パラシュートコードはアウトドアの必須アイテムとして広く使われる一方、色の種類が豊富なことからファッションアイテムとしても注目されている。#beORANGEミサンガも

「普段からもっと防災への意識づけを図りたい」

という狙いから、腕に着けたりバッグのストラップにするなど普段使いができるようファッション性の高いデザインを意識した。価格は1300円(税別)。「レスキュー」をテーマにした商品を販売する「RESQUAD(レスクアッド)」各店(全国4店舗)、オンラインストアで販売する。

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