温泉常識のウソを徹底検証。本当に優れた温泉はどこ?
25年にわたりテレビ業界で報道・ドキュメントの制作に携わり、温泉番組制作は120本余りという小森威典氏と、1988(昭和63)年に温泉を掘削、西那須温泉「大鷹の湯」を経営しながら、全国の源泉湧出口と湯舟の測定を行い、本物温泉研究集団を立ち上げる飯沼覚寿氏の共著『究極の源泉宿73――誰も書かない"源泉かけ流し"の真実』(著・小森威典、飯沼覚寿、祥伝社新書、1080円)。本書では、源泉湧出口から湯船までを徹底検証。究極の73軒を紹介し、さらにその中からベスト10を選定している。
「温泉旅館13500軒、源泉100%は1%だけ」「加水したら、源泉100%とはいえない」「長時間、空気にさらした源泉は、ただのお湯」「健康に著しい効果を上げる入浴法がある」など、独自の視点で温泉を厳しく評価。おすすめの入浴法も紹介してくれる。