紅葉シーズンを前に温泉マスターになれる

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   まだまだ残暑が続き、夏の疲れが感じられる今日この頃。そんなとき、ふらりと出かけたいのが心身ともに癒される温泉だ。9月9日は「温泉の日」で、町内に数多くの温泉が点在する大分県九重町が、「九重九湯」と呼ばれていることから制定したという。今回は温泉のプロたちが教えてくれるウンチクからさまざまな楽しみ方まで徹底解説する3冊。

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチhttps://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。

「温泉教授」が教えてくれる究極の温泉指南本

『温泉手帳』(著・松田忠徳、東京書籍、1620円)
『温泉手帳』(著・松田忠徳、東京書籍、1620円)

   札幌国際大学観光学部教授(温泉学、観光学)・モンゴル国立医科大学伝統医学部教授(温泉健康医学)で旅行作家の松田忠徳氏。日本で初めて温泉を学問として捉え「温泉学」という分野を切り開き、「温泉教授」の異名で知られる松田氏による温泉百科・ガイド『温泉手帳』(著・松田忠徳、東京書籍、1620円)。

   本書では「泉質分類」「泉質別の温泉案内」「温泉の歴史・起源」「共同湯の魅力」「文人が愛した名湯」など、効能・歴史・建築・湯治・作法・料理から文学・お土産ものまで徹底解説されているので、温泉に関する知識が倍増し、いままで以上に楽しむことができそう。松田氏厳選の「55のベスト温泉地・90の間違いない名旅館」はぜひ参考に。

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