通信販売の「フェリシモ」が運営している猫コンテンツ配信サイト「フェリシモ猫部」は、自宅で猫を飼っていることを他人に知らせるステッカー3種セットを2016年8月に発売した。
3種類のメッセージを伝える
玄関先に「犬を飼っています」というステッカーを貼っている家はよく見かけるが、「猫がいます」と知らせるステッカーは少ない、という点に着目。猫を飼っている人向けに、異なるメッセージを伝える3種類のステッカーを開発した。
「猫が飛び出します ドアの開閉注意」は、来客に対して猫が飛び出さないように注意してドアを開閉して欲しい、と知らせるためのもの。玄関先で音がするとドアの前で待ち構え、脱出の機会を狙う猫は多い。そんな困った子がいる家庭、目を離せない小さな子猫がいる家庭などで重宝しそうだ。
「緊急時 猫の救助をお願いします」は、自宅に猫を飼っていることを外に向けてアピールするためのもの。たとえば飼い主不在の時に火事や地震といった災害が起きた場合、このステッカーを貼っていれば家屋にいる猫を外に逃がすなどの救済対応を取ってもらえる可能性があるかもしれない。飼っている匹数を書きこむスペースもある。
「猫のレスキューカード」は飼い主にもしものことがあった時に、飼い猫の世話をお願いするためのカード。かかりつけの病院、ワクチンの種類、アレルギー情報といった飼い猫の基本情報や、飼い主代理人の連絡先などを書きこめる。
ドアの開閉、猫の救助ステッカーはマグネット式で玄関先などに貼ることを想定しており、レスキューカードは財布などに入れて持ち運べるサイズだ。価格は1セット850円。