黄金戦士に聞く1万字インタビュー
広島カープは1975年の初優勝後、79、80、84、86、91年と計6回リーグ制覇し、うち3回は日本一となった。まさに「赤ヘル」の黄金時代だったといえよう。
『赤ヘル偉人伝~広島カープ黄金戦士かく語りき』(著・グレート巨砲、白夜書房、1500円)は、黄金時代を築き上げた「赤ヘル戦士」12人を取材し、それぞれ1万字に及ぶインタビューで、自らの野球人生と野球哲学を振り返ってもらった。
登場するのは、古葉竹識「僕がやりたかった野球」(Aクラス9回、日本一3回の名将)、山本浩二「広島カープは人生そのもの」(外野手・監督として6度の優勝に貢献)、衣笠祥雄「懐かしき人生最高の日々」(連続試合出場記録の鉄人)、高橋慶彦「俺たちが強かった理由を教えるよ」(誰よりも努力した赤ヘル野球の申し子)、江夏豊「あの時、神様が味方してくれた」(いまも語り継がれる江夏の21球)などなど。すべてのカープファンに捧げる1冊だ。