ウイスキーベースの最もシンプルなカクテル、ハイボール。広義にはスピリッツやリキュールを炭酸飲料やフレッシュジュースなどのノンアルコール飲料で割ったものだが、ホームパーティーや飲食店でのオーダーでも、元になるスピリッツや割り材を意識する人は少数派のようだ。数多くの洋酒ブランドを扱う「MHDモエ ヘネシー ディアジオ」(東京都千代田区)では「日常を極上にする新提案」としてこの夏、1年前に登場した「オールドパー シルバー」を使ったウイスキーソーダをプッシュしている。
伝統ブランドから現代人に向けラインアップに
オールドパーは19世紀末に誕生した本格派スコッチブランドの一つ。フルーツのような香りとまろやかな口当たりで世界中に愛好者を持つ。2015年にラインアップに加わった「シルバー」は、オールドパーのレギュラーである12年物をベースに、カジュアルにウイスキーを楽しむ現代人に向け、よりすっきりした印象に仕上げた。
メーカーによると、このシルバーはストレートでももちろんオールドパーの飲みやすさを継承しているが、スモーキーさがほとんどない分、ハイボールでこそオールドパー初心者から愛好家まで、より広い層の人たちに味わってもらえるという。
ソーダで割っても香りと味わいが隠れることなく、むしろ炭酸を加えることで、その存在感が際立ち豊かな気分に。これまでオールドパーを口にしたことがないウイスキー愛好家をも虜にするはずという。
MHDモエ ヘネシー ディアジオは16年7月22日に東京・青山で、オールドパー シルバーを味わうための「ブランドホームパーティー」を開催。夏野菜を中心にした冷やしおでんのフィンガーフードなどが、シルバーのウイスキーソーダに非常によく合うと評判だった
オールドパー シルバーは、750mlボトル入りで、希望小売価格は3000円(税抜)。