密封と充填技術にこだわった新発想「フレシエキャップ」
「ディライト」シリーズともども「遥香」ブランドがセールスポイントにしているのは、抹茶と水が分離してパッケージされていることと、抹茶が独自の「フレシエキャップ」システムで密封されていること。飲む直前にキャップを回転させて抹茶を下の水が入ったボトルに落とし、10回ほどタテに振るとスタンバイとなる。「遥香」のボトルにはカップが付属しており、お茶をこれに注いで香を楽しみながら飲むことができる。
茶葉やお茶は、空気に触れた瞬間から酸化による変質が始まり風味が失われる。市場に数多く出回っているペットボトル製品が常温で長期間変質しないのは、保存料としてビタミンCを添加しているためで、その味を抑制するため香料が加えられている場合もある。細かく挽かれたお茶は、空気に触れる面積が多いため、酸化がより進みやすい。密封と充填技術にこだわった新発想による「遥香」の「フレシエキャップ」は、無添加で保存料(酸化防止剤)不使用の緑茶飲料の製品化を実現させた。
「ディライト」シリーズのうち、「遥香 抹茶 オーガニック」はペットボトル飲料として国内初の有機JAS認定の有機栽培抹茶を使用。国内全体の荒茶生産量のうち、有機茶の生産シェアは2%ほどで非常に希少という。