かつて「オグシオ」の愛称で人気を博した元バドミントン選手、潮田玲子さんが2016年8月17日、「東京2020大会協賛くじ」の発売記念イベントに出席した。現在開催中のリオデジャネイロオリンピックでバドミントン日本代表が快進撃を続けていることに話がおよび、「目が離せません。皆さん、よろしくお願いします」と後輩たちの活躍を喜んだ。
折しもイベント前日、女子ダブルスの高橋礼華・松友美咲紀ペアが準決勝に勝利し、銀メダル以上が確定した。現在はタレントとして活躍する潮田さんは鼻息も荒く、
「日本のバドミントン界はまだ金メダルをとったことがないんです。その可能性が高橋選手と松友選手にはかなりあります。80%、いや90%くらい勝つ確率は高い」
と金メダルに太鼓判を押した。
「宝くじが当たったら...専用体育館がほしい」
同日に全国で一斉発売された「東京2020大会協賛くじ」は、収益金の一部が2020年東京オリンピック・パラリンピックのムーブメントの推進に活用される。
1等賞金が1億200万円、1等の前後賞が各5000万円、1等と前後賞を合わせると2億200万円となる。また2等賞金は2020万円。
賞金金額はそれぞれ、2020年東京オリンピック・パラリンピックにちなんでいる。価格は1枚200円で、2016年9月6日まで発売される。詳細は宝くじ公式サイトまで。
「もし2億200万円当たったらどうしますか?」と司会者から質問が飛ぶと、潮田さんは子どもたちのために使いたいと夢を語った。
「バドミントンの専用体育館が欲しい。それを作って子どもたちにもっといい環境で練習してもらいたい」
「あとは東京オリンピックで100席くらい買って、地域の子どもたちにバドミントンを観に来て応援してもらいたい」
競技選手として引退した潮田選手だが、日本バドミントン界に対する思いは、真夏の暑さを超えるほど熱い。