メダリストと直接話ができる!?
「オリンピックは勝つことよりも、参加することに意義がある」。誰でも知っている言葉だが、オリンピックは勝つどころか参加することさえ夢また夢だ。だが、ボランティアとしてなら夢ではない。4年後の東京五輪・パラリンピックに参加してはどうですか。
『オリンピックボランティアになるための本』(著・市居愛、864円、インプレス)は、ボランティアに参加するためのガイドブックである。「どうしたらボランティアになれるの?」「どんな仕事をするの?」「英語とか、話せなくちゃダメなの?」などイラストを交え、具体的に解説する。
オリンピックの実務は、ほとんどがボランティアで行われている。大会のロゴの入ったシャツを着て選手を誘導したり、競技を準備したりしている人たちのことだ。主な仕事は、来場者案内、グッズ販売、チケット販売、競技運営補助、大会VIPの接遇、メダルセレモニー、メディア支援などいろいろだ。なかなか大変な面もあるが、選手たちと話をしたり、競技を間近に見たりする特典もある。