糖尿病や肥満が食事制限で克服できる
「従来の糖尿病食(糖質60%)を実践する限りは、食後高血糖が必ず生じます。そのため、食事療法・運動・服薬・インスリン注射などを行っているにもかかわらず、糖尿病腎症による腎不全で人工透析になる方が、年間16271人もおられます」と語るのは、2001年から糖尿病の糖質制限食に取り組む内科医で漢方医、高雄病院理事長、NPO法人糖質制限食ネット・リボーン理事長を務める江部康二氏。
『糖尿病・肥満を克服する 高雄病院の「糖質制限」給食』(著:江部康二 講談社 1728円)では、「スーパー糖質制限食(糖質12%、タンパク質32%、脂質56%)」を実行すれば、薬に頼ることなく、速やかにリアルタイムで良好な血糖コントロールができるという。
本書では、「高尾病院の1ヶ月間の日替わり糖質制限給食」をはじめ、全187のレシピを公開している。