世界ビール136本の歴史や文化
ビールの種類もずい分増えてきた。香りや苦み、アルコール度数も異なる。ライフスタイルによって飲み方も変わる。国内でも各人各様だが、『ビールの図鑑』(監・日本ビール文化研究会、日本ビアジャーナリスト協会、1620円、マイナビ)は世界各国から集めたビール136本を紹介した。
ラガー発祥の地でいまも純粋性を守り続けるドイツ、個性豊かな伝統を育んできたベルギー、パブでゆっくりと楽しむイギリス・アイルランド――それぞれの歴史、文化、原料、製造工場などのほか、フルカラーでビールの色と泡立ち、瓶と缶のラベルのデザインまでマニアックに伝える。
ビールをこよなく愛する日本ビール文化研究会と日本ビアジャーナリスト協会がビールの世界を存分楽しんでもらおうと、ビール党によるビール党のために発行された1冊である。