「ビールを飲むと太る」なんてウソ! いつまでも健康に飲める方法を教えます

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   20歳のころからビール党の一員として名を連ねていたが、「ビアホールの日」があるとは知らなかった。日本初のビアホールは1899年(明治32年)8月4日に東京・銀座で「恵比壽ビアホール」(銀座ライオンの前身)としてオープンし、100周年の1999年にその日を「ビアホールの日」と制定した。サッポロライオンの創業の日でもある。梅雨が明けた真夏の今が最もビールがおいしい時期だ。今回はビールや日本酒の飲み方と健康について紹介する。

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1日ロング缶2本、週1回休肝日

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『やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい』(著・安中千絵、972円、PHP研究所)

   「ビールを飲むと太るは間違い!」「ビール腹になるのはウソ!」――。ビール党にとって何ともうれしい話だ。

   女子栄養大学を卒業し体重計で知られる株式会社タニタを経て、食と健康のコンサルティングをしている安中千絵さんが書いた『やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい』(著・安中千絵、972円、PHP研究所)という本である。著者自身「私もビールが大好きでよく飲んでいますが、ビールのせいで太ったことは1度もありません」といっている。

   ビールで太るといわれるのは糖質が含まれているからだ。だが、その量はロング缶(500ミリリットル)1本でごはん半杯にも満たない。つまみや食事の調整で充分ダイエットできる。問題は飲むビールの量だ。目安は「ロング缶1日2本まで」。それと「必ず週1回休肝日」。これを基準にいつまでも長くおいしく飲めるための食事やふだんの生活について解説する。

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