バンダイのホビーブランド「プレミアムバンダイ」から発売された、人気漫画「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」に登場するキャラクター「クラピカ」のフィギュアがネットで話題を集めている。
"目が光る"というギミックが搭載された商品なのだが、発売前に公開された見本写真と比べると「実物は顔全体が光る」という報告が多数寄せられているのだ。
バンダイ「暗い所だと顔全体が赤くなるのは仕様です」
クラピカは同作品のメインキャラクターの1人で、感情が高ぶると目が緋色に光るという設定だ。プレミアムバンダイはこれまでもハンターハンターに登場するキャラクターを「HG(ハイグレード)シリーズ」として商品化してきたが、今回は目の光るクラピカのフィギュアを作成。発売の発表とともに、内蔵されたライトのスイッチを入れると目だけが赤く光るサンプル写真が公開された。
ところが6月に発売されると、ツイッターなどで「実物が届いたけど目だけじゃなくて顔全体が光っている」という報告が続出。見本画像とのギャップに「爆笑した」「顔真っ赤でカワイイ」「酔っ払いクラピカ!」といったコメントが相次いだ。中には「不良品じゃなくて仕様なの?」「これは残念」「もはや詐欺」という声も見られた。
予約してた緋の眼クラピカのフィギュア届いたんすけど、おもいっきり顔まで光っちゃってるんすけど... pic.twitter.com/Gi8dyOZcIL
— 柊 (@Shu_mrt) 2016年7月20日
実際に購入してみたところ、確かに暗闇でスイッチを入れると顔全体が強く光った。
部屋の電気をつけると、光は抑えられたものの、やはり顔全体が赤みを帯びて目との区別がつきにくい。
部屋の電気を一番明るくすると、ようやく目だけが緋色に光って見えるようになった。
バンダイに問い合わせたところ、暗闇でスイッチを入れると顔全体が発光してしまうのは仕様であり、緋色の目の再現は明るい部屋で試してほしいとのことだ。