提供する補聴器はあのApple社と共同開発
16年7月15日、東京都内でnessa Japan主催のマスコミ向け説明会が催された。そこで披露されたのが、世界初リモート聴力測定カプセルチェア「Hearing Egg(ヒアリングエッグ)」だ。たまご型のチェアは一種の防音ルームになっている。中の人は、ヘッドフォンをつけ、装置の外からネットワークを介して検査音を発信が発信されるので、聞こえる音に対してiPadで操作をしてもらう仕組みだ。また、ビデオ通話を通じて、専門スタッフから聴力測定の結果や説明を聞くことができる。
説明会で同社は、ヒアリングエッグを全国のデイケアセンターや商業施設に設置する方針を明らかにした。まずは日本での知名度アップを同社は狙う。
補聴器は、Apple社と共同開発したものを採用。従来の補聴器のイメージを一新するスタイリッシュなデザインで、ファッション性を備えている。
nessa Japanと契約した人は補聴器だけでなく「ホームリモートボックス」という機器がもらえる。このボックスは、4G/LTEのSIMカードが内蔵されており、自宅にいながらにして、いつでもオンラインサポートが受けられる仕組みだ。データ通信料は毎月3GBまで無料開放。
また、「きこえ」を手に入れたユーザーに、「iPadmini4」「Sow Experience体験ギフト(ソウ・エクスペリエンス株式会社)」「32型TV+TVストリーマー」いずれかを提供し、きこえの良さを手に入れたユーザーがいつまでもアクティブに楽しんでもらえるソフトも提供する。
同社の会員料金は以下の通り。なお、契約期間は3年で、30日間の無料お試し期間が用意されている。
- 初期保証金...2万円 (本契約後は販売価格に含まる。仮に無料期間中に納得できなかった場合は、全額返金)
- 月額料金......片耳の場合4600円、両耳の場合7900円(いずれも税込)