昭和島車両基地で「東京モノレールまつり」 即売会で"お宝"車両・施設部品を放出か!?

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   羽田空港(東京国際空港)と浜松町駅(東京都港区)を結ぶ東京モノレールは、2016年8月11日に昭和島車両基地(同大田区)にて、夏休みイベント「東京モノレールまつり」を開催する。開催時間は10時から16時まで(最終入場時刻は15時)、入場料は無料。

   東京ドーム(4万6755 平方メートル)を上回る5万3742平方メートルの広さがある昭和島車両基地には、整備工場や運転司令室、電力指令室などが集まる。普段は見られない整備施設や車両の台車部分が見学できる、貴重な機会だ。

  • 「東京モノレールまつり」
    「東京モノレールまつり」
  • 「昭和島車両基地」の位置(編集部作成)
    「昭和島車両基地」の位置(編集部作成)
  • 「東京モノレールまつり」
  • 「昭和島車両基地」の位置(編集部作成)

「即売会」優先枠の募集は7月29日から

   鉄道ファンのお楽しみ「車両・施設部品即売会」もある。今回は50人限定の"優先販売枠"が設けられ、一定時間ごとに1人ずつ販売会場へ案内される。ただし優先購入できる部品は1人3点まで。

   12時~13時以降は一般販売も行われるが、東京モノレールのアイテムに強い思い入れがあるなら、優先枠をゲットしたいところ。希望者は7月29日10時~8月1日17時に応募フォームから申し込む。当選の通知は8月5日中にメールが届く。詳細は公式サイトまで。

   1964年の東京オリンピック開幕を目前にして開業した同モノレールは、鉄のレールではなくコンクリートにまたがって走る跨座(こざ)式モノレールだ。土地買収による建設費高騰を避けるため、運河の上を走ることが多い。車窓からの景色は高層ビル群をはじめ東京タワー、飛行機の離着陸、富士山まで楽しめる。それを意識してか窓は大きめの設計だ。ロングシートとクロスシートが混在し、荷物置場が用意されているのも珍しい。ちなみに最新の10000系は公衆無線LANを標準搭載している。

   地上を走る通勤形車両とは異なる設備が目立つ同モノレール。即売会ではどんなお宝が放出されるだろうか。

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