サントリー食品インターナショナルは2016年6月21日、「ペプシストロング5.0GV」と、ゼロカロリーコーラ「ペプシストロング5.0GV<ゼロ>」を発売した。
「GV(ガスボリューム)」とは、飲料中の炭酸ガスの含有量を表す単位のこと。1リットルの液体に1リットルの炭酸ガスが溶けている場合を1GVという。15年に発売した、強炭酸と強カフェインが特長の「ペプシストロング」から、最高ガスボリュームの5.0GVに耐えられるペットボトルを採用した、「ペプシ史上最強炭酸」のコーラが登場した。
意外な形で威力を実感
「激辛」をうたう商品が発売されるたび、辛党がこぞってそれを試し、「どこが激辛?」「普通に食べられる」といった辛口評価を下すのがおなじみの光景となっているが、実は「炭酸マニア」も負けず劣らず、強炭酸を冠した飲料にはかなりの厳しさを持っている。
「ペプシストロング」には発売当初「どこがストロング?」、「強炭酸コーラ」を前面に打ち出した自動販売機限定の「キリン メッツ ブラック」(16年5月発売)にも「強炭酸?ナメてんのか?」との声が上がっていた。
「最高ガスボリューム」をうたう今回の商品はどうか。ツイッターを見てみると、
「あんまり炭酸強くない...」
「全然普通の炭酸だったーーー!!!期待返せーーー!!!」
「ペットだと炭酸これ以上強くならないのなー」
「5GVたいしたことねえな。やるなら飲んだ瞬間吹き出す位のじゃないと面白くない」
などなど、やはり強炭酸を期待した人から厳しい声が噴出している。
一方、意外な形で強炭酸の威力を実感した人も少なくないらしい。
「喉がひりつく様な強烈な炭酸の刺激を期待していたけど、口に含んだ瞬間に炭酸の泡が大量発生しむしろマイルドかつクリーミィな喉越しに。これでペプシ史上最強炭酸とは草...と思ったけど体験した事無いくらいゲップが出るから広告に偽りは無い」
「飲むときは特別強い炭酸は確認できないが特別強いゲップを確認した」
舌は厳しくても体は正直なようだ。
490mLペットボトルで、希望小売価格は140円。自動販売機専用の「ペプシストロング5.0GV」は420mLペットボトルで、こちらは124円(いずれも税別)。