"主役"になれるし...ウェディングも"フォト婚"がクローズアップ
さらにこういったサービスが人気を集めていることで、ギャル達の「結婚観」にも影響を及ぼしていることが分かりました。
『前までは絶対結婚式をやりたいって思ってたんだけど、正直お金も掛かるし、写真だけで良いかなって思ってる!』
『結婚式って予算的にも呼べる人と呼べない人っているじゃん? あとは正直、呼びたくない人もいたり(笑)。写真ならそういうことを気にせず出来るし、先輩がやってて自分達もやってみたいって思ったんだ! 式よりも写真!!』
『結婚式は憧れるけど、準備も時間も掛かるし...。写真だけなら格安で利用出来るし、ウェディング気分も味わえるからね!』
――といった声を聞くことが出来、「カップルフォト」といったサービスがウケていることで、結婚式や披露宴をせず記念写真だけを撮りたいと思うギャルも増えており、フォトウェディングだけで済ます「フォト婚」の注目度も高まっているようです。
その他にも『結婚式って一通り行ったからってのもあるんだけど、「次はどういうシーンだ!」ってのが何となく想定出来るじゃん? 人とは違うことをやりたいから、あたしはフォト婚で、みんなが撮ったことないシーンを見てもらって、共感してほしいの!』
――このように結婚式での王道的なシーンが"ネタバレ"していることから、周りがやったことないスタイルやシチュエーションを撮れる「フォト婚」に魅力を感じているギャルも多いようです。
私が10代だった時から、ギャル達にとって写真は日常的な遊びの一環として人気ですが(当時はインスタントカメラ)、現在はSNSでの公開が日常的になり、自分達が"主役"になれることが当たり前になってからは、結婚においても人とは違う差別化をはかりたいと思っているようですね。
grp編集長・安部舞紗