「東京ラブストーリー」続編の第1話~25年ぶりの再会
一コマ目に目を通すと、 "カンチ"こと永尾完治と妻である永尾さとみがいきなり登場。二人の名前の後ろには(50歳)という年齢が書いてあるところが、時の流れを感じさせる。カンチの第一印象は少し枯れ気味だが、残念な感じにはなっておらず、今の織田裕二が演じても十分大丈夫そう。妻のさとみも十分若く描かれていて、髪型はショートカット。ドラマでさとみを演じていた有森也実がロングのイメージが強かったから、これは厳しいかもと頭の中で勝手にドラマ化を考えてしまう。
そして一ページ目の最後のセリフに「赤名リカ」という文字が出てきた瞬間、これは本当に「東京ラブストーリー」の続編なんだと実感。そしてなんと赤名リカの息子と、完治とさとみの娘であるひなみが結婚前提で付き合っているという衝撃の事実が判明。二ページ読んだだけで、驚きの連続であった。
連載当時、保育士だったさとみはリサイクルショップを経営していて、家事と仕事の両方に追われる毎日を送っている。一方の完治は故郷の四国に単身赴任中で、週末になると東京へ戻ってくるという生活を送っているらしい。専業主婦になりそうだったイメージのさとみが、リサイクルショップを経営しているとは、なかなか自分の予想とは異なる設定が面白い。
旦那の元カノの息子と、自分の娘が結婚前提で付き合っているという事実に心穏やかでないさとみを中心に描かれている第一話。ドラマでも完治と江口洋介演じる三上のあいだで揺れ動いていたし、この人はいつも心揺れているんじゃないだろうか。
そんなある日、保育士時代の同僚と久しぶりに会うことになり、そこに現れたのは元カレの三上! ドラマではロン毛で強烈なインパクトを与えていた江口洋介演じる三上。あれから25年、三上はどんな風に描かれているのか。そして三上とさとみにラブストーリーが突然始まってしまうのか。
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16年6月24日12時公開の記事「あれから25年後を描いた『東京ラブストーリー』、第二話でも新たな展開が!?」はこちら