異星人に今日出会うかもしれない?!
SF作家でゲームデザイナーでもある山本弘さんの長編小説『UFOはもう来ない』(著・山本弘、1058円、PHP研究所)。「地球を監視する知的生命体・スターファインダー。彼らは人類に対し"最終シークエンス"を発動しようとしていたが、地上に不時着してとり残された最高権限者・ペイルブルーが、小学生三人組に発見されてしまう。少年たちの通報を受け、"トンデモ"番組のディレクター・大迫と美人UFO研究家・千里は現地に向かうが、異星人の存在を知った新興宗教団体の教祖は、ペイルブルーの拉致を企み...」
異星人のUFOが本当に地球に来ていたら...というストーリーに、山本さんのUFOに関するウンチクがたっぷり盛り込まれ、従来のSF本に登場する"異星人"のイメージを覆す。また、クライマックスに解き明かされる"銀河の歴史"もみどころのひとつ。
果たして地球外生命体を拉致した新興宗教団体と、少年探偵団(+α)の息詰まる攻防はどんな結末を迎えるのか...。