ホビーメーカーの壽屋(コトブキヤ、東京都立川市)が、人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場する伝説のポケモントレーナー・レッドをフィギュアした「ARTFX J レッド with ピカチュウ」を2016年11月に発売することを決めた。
昨年はバンダイから「タケシ」や「カスミ」
16年はシリーズ第1作「赤」「緑」「青」の発売からちょうど20年の節目だ。「ポケモンの何作目をやっていたかで大体その人の年代がわかる」とよく言われるが、「ポケモン」シリーズではこれまで、複数の会社から過去の作品をリメイク・アレンジしたゲームやグッズを定期的に発表されており、大人から子供まで幅広い世代の需要を取り込んできた。最近は特に"初期のポケモンに親しんだ世代"を唸らせるフィギュアが続々発表され、話題を呼んでいる。
15年6月にバンダイから第1作に登場するキャラクター「タケシ」のフィギュアが発売された。タケシは赤、緑、青の中で主人公が最初に対峙するジムリーダーで、その見た目やセリフから多くのプレイヤーに強烈なインパクトを与えた。フィギュアはゲームボーイ版のドット絵をもとにタケシのフォルムを忠実に再現しており、完成度の高さからネットでは「狙いすぎだろ」「誰得すぎるw」といった反応が寄せられた。
バンダイは15年8月に同じく赤、緑、青に登場するジムリーダー「カスミ」のフィギュアを発売した。カスミはアニメシリーズにも登場するが、ゲーム版はアニメに比べてシャープな目ときつめの表情が特徴的。同フィギュアはゲーム版のデザインを踏襲しており、「HGカスミの目つきの悪さいいな〜」「(キャラクターデザイナーの)杉森(建)さんの初期設定画にとても忠実」と好評だった。