背伸びをしない等身大の自分
つまり、送る側としては、写真や動画が消滅することでリアルな自分を気軽に発信出来たり、リアルな「今」を共有出来ること。受け取る側としては、一度見たら消えてしまうことで貴重な印象があるといった、簡単に気軽に「ワクワクドキドキ感」を共有出来るのが人気の要因と言えるでしょう。
また、ここ数年は「いいね」や「フォロワー」の数などがその人の評価に繋がると、彼女達は考えていますが、「いいね機能がない」「自動的に消滅」といった周囲からの評価を気にせず、自分らしく自然体で居れることも彼女達の"ツボ"を抑えていると言えるようです。
インスタでは、背伸びした非現実的な自分を...。
スナチャでは、背伸びをしない等身大の自分を...。
――このように使い分け、デジタルネイティブなギャル達は秘かなデジタルデトックスをしているのかもしれません。
grp編集長・安部舞紗