「寄席の日」に読む...噺家64年、笑点50年「歌丸 極上人生」/次世代名人候補らの本音

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落語を深く知れば、人生がもっと楽に、楽しくなる?!

『人生の醍醐味を落語で味わう』(著・童門冬ニ、1620円、PHP研究所)
『人生の醍醐味を落語で味わう』(著・童門冬ニ、1620円、PHP研究所)

   「"おい、手は大丈夫か?"『厩火事(うまやかじ)』の噺に出てくるセリフです。大切な茶碗を割ってしまった女房に、夫がかける優しい一言。世の中ギスギスしていますが、こんな器量を持ちましょうよ(とはいえこの噺には、あとでオチがつきますが...)」。

   家族に感謝したくなったとき、人間関係に困ったときなど、自分の気持ちや悩みを落語のセリフや場面に照らし合わせてみると、共感したり励まされることもしばしば。『人生の醍醐味を落語で味わう』(著・童門冬ニ、1620円、PHP研究所)では、夫婦の関係は「厩火事」、部下を持ったら「花見酒」、仕事に失敗したら「素人鰻」など人情味あふれる噺を例に童門流"落語的生き方のすすめ"を学ぶことができる。

   「困った人付き合いに効く落語の一言」「イヤな仕事を楽しむ落語の知恵」「家族の人情を描く落語の名場面」「憧れる?呆れ返る?落語的生き方のすすめ」の全4章。

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